子宮筋層は、薄い部分では約1cm、厚いところで約2cmの平滑筋
という筋肉で作られている子宮の壁を言います。
平滑筋とは、普通の腕や足についている筋肉と違い、自分の意思で
コントロールできない筋肉のコト。自律神経やホルモンによってコン
トロールされています。自律神経は、体内の環境を整える働きをして
おり、交感神経と副交感神経に分けられます。そのうち、子宮に関
係すると言われているのが、交感神経。
通常、自律神経は、お互いが拮抗して支配している臓器を調節すると
言われますが、子宮の場合、副交感神経による支配は今のところ、
はっきりと報告されていません。
さて、そんな平滑筋が一体どんな働きをしているのか?ってことです
が、分娩後の胎盤を剥離する際、開いた血管の収縮を助けるという
大事な役割を持ってます。また、子宮筋層は、子宮の中でどんどん
大きくなる胎児を包み込む役割もあります。そのため、伸縮性のある
素材(細胞)が使われ、大切に守ってくれているのです。厳密に言うと、
妊娠することで、その素材(細胞)が増えたり、大きくなったりすること
で、子宮そのものが一緒に大きくなっていくという感じです。
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