子宮内膜は、
女性ホルモン(エストロゲン/プロゲステロン)の影響で、
膜が厚くなったり薄くなったりを毎月繰り返しています。一方、月経は
月経のメカニズムにも記載したとおり、女性ホルモンの命令によって
子宮内膜が剥がれ落ちることで引き起こされます。
また、女性ホルモンは子宮内膜の厚さを変えたり、月経を引き起こす
だけでなく、基礎体温や心身の状態の変化にも影響を及ぼします。
ですが、この女性ホルモン。それだけではなく、なんと骨盤のサイズ
まで変えてしまうということなのです。今回は、そんな月経と骨盤の
関係について紹介していきます。
お尻の部分に入っている骨の集まりが骨盤。決して1つの骨で出来ているわけではありません。 象の耳のような形をした寛骨という骨が二枚結合したものを骨盤と呼びます。 さらに、寛骨もまた、1つの骨から成り立つのではなく、腸骨・坐骨・恥骨という骨が 強固に連結されることで、構成されています。
下の表にあるように、骨盤は月経中には開いてますが、その後は徐々に
約2週間かけてゆっくりと閉じていきます。排卵前さらに骨盤は閉じますが、
その後は再び開いていくことになります。
開き方・閉じ方に個人差はありますが、身体はこのサイクルを繰り返しているのです。
人によっては、この骨盤の動きを2つに分けたり3つに分けたりします。
下のリンクは、骨盤の動きによって3つの時期に分けたときの特徴と
快適に過ごせるポイントが書かれています。人によって、合う合わない
あると思いますが、気になる方は試してみては??(月経困難症の中でも
機能性月経困難症に有効と思われます。)
⇒生理中の骨盤と身体の状態と過ごし方
⇒生理終了後約2週間の骨盤と身体の状態と過ごし方(現在、作成中)
⇒排卵日以降の骨盤と身体の状態と過ごし方(現在、作成中)