子宮内膜の厚さはおよそ2〜8mmの厚さと言われ、場所によって、
その硬さが違います。また、場所による硬さが違うだけではなく、
エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)
といった、女性ホルモンの作用で周期的に厚みが変化しています。
子宮体部の子宮内膜の内側に、比較的
大きな空間がありますよね?
この空間を子宮腔と呼びます。
一方、子宮頚部にある内側の空間を
(子宮)頚管と呼びます。
子宮腔部分では、内側は子宮内膜で覆われています。その膜は柔
らかく平滑ですが、頚管に進むと硬くなり、ヒダが見られるように
なります。ちなみに、文献によっては、子宮腔の内部を覆う粘膜と
表現しているものもありますが、どちらの場合にしても『子宮内膜
=粘膜』として考えていいと思います。
さて、ここではさらに詳しく、細胞のはなしにちょっとだけ移ります。
子宮内膜を構成する細胞の集まりを見てみると、イロんな細胞に
交じって、子宮腺という腺が存在しています。 これらの細胞の
集まりは、月経のときに、剥がれていく層 (機能層) と、剥がれて
いかない層 (基底層) に分けることができます。基底層は、月経
後になっても残り、この層が機能層を作り出していきます。( 機能
層の増殖・剥離は、ご想像の通り、卵巣から出る女性ホルモンに
よって支配されています。)
この変化に応じて子宮腺も変化し、機能層が厚くなるにつれて一緒に
発達します。この子宮腺から出る分泌液にはグリコーゲンという成分
が含まれており、着床するのに適した栄養環境を整えてくれるそうです。
他の子宮を構成する膜を知りたいと言う方は『子宮のコト』からご覧
になって下さい。