長い間、自分の基礎体温を毎日記録していくとおおよそ4つのパターンに 分けることができます。 正常な場合は、排卵日(約14日目)を境にして、排卵前に低温期が続いた後、高温 期へと移行していきます。ちなみに、高温期に移行するのは 黄体ホルモンの影響と考えられているようです。 正常な場合以外には、 主に低温期が続く場合と高温期が9日以内と短い場合、高温期が続く場合に分けられます。
無排卵月経の疑いがあります。無排卵月経は、その名の通り排卵 のないまま生理となってしまうことです。排卵していないため、 妊娠はできません。また、長い間放置すると不妊症や無月経の 原因になることも。原因として過度のストレスや疲れ、精神的 ショック、過激なダイエット、卵巣の機能低下などが挙げられ ます。今では様々な治療が進んできており、排卵を誘発すること が、ほとんどのケースで可能だそうですが、無月経になると排卵 させるのも難しくなるようですので、気がついたら早めに病院に 行かれるのが良いと思います。
黄体機能不全の疑いがあります。また、高温期と低温期の平均 体温差が0.3℃以内の場合も黄体機能不全の疑いが出てきます。 黄体機能不全とは、黄体からのホルモン分泌が不十分、または 黄体そのものの存続が短くなったりして、子宮内膜を十分な厚さ に確保できないため受精卵を着床させたり妊娠してから赤ちゃん を育てるのに必要な環境の維持が難しくなる病気を言います。 原因は明確に分かっていませんが、脳にある性機能を司る視床下 部という部位や脳下垂体というホルモンを分泌する部位の機能異 常や卵巣そのものの機能が異常となっている場合があります。
高温期が続く場合は、妊娠の可能性が高いです。妊娠すると、黄体 ホルモンが約3ヶ月ほど分泌され続けるため、体温が高くなります。